本質を見極め、挑戦を続ける。WEBマーケティングで未来の資産をつくる。

マーケター
K.I


現在の仕事内容について教えてください

現在は、マーケティング統括部のWEB戦略推進部で部長を務めながら、プロモーション戦略部も兼務し、WEBマーケティングと広告運用の両面からサービスの成長を支えています。

WEB戦略推進部では、部署全体のマネジメントに加え、サイバードが提供するほぼすべてのWEBサービスのWEBマーケティングを担当しています。各サービスサイトのSEOやサイト設計の最適化、コンテンツ強化、アクセス解析にもとづく改善提案など、WEB領域を横断して幅広く携わっています。

常に数字をもとに課題を分析し「どの施策が最も成果につながるか」を見極めながら優先順位をつけ、限られたリソースの中で最大限の成果を出すことを意識しています。

一方、プロモーション戦略部では、イケメンシリーズの国内外複数タイトルをはじめ、その他のWEBサービスも含めたデジタル広告の戦略立案から運用までを担当しています。目標から逆算して「どれだけの新規のお客様を、どの施策で獲得するか」を設計し、ROIを見ながら日々改善を重ねています。

WEBマーケティングと広告運用は、それぞれ役割は異なりますが、どちらもサービスを成長させるためには欠かせないものです。両方の視点を持ちながら、サイバードのサービスをグロースさせていくことが、今の私の役割だと考えています。

2026年上期TOP HERO※の受賞、おめでとうございます!
今回受賞したプロジェクトでの大変だったこと、苦労したこと、また乗り越えた方法などを教えてください

ありがとうございます。実は以前から「いつか絶対にTOP HEROを受賞したい」という思いがあったので、今回こうして選んでいただけたことを本当に嬉しく思っています。

今回評価いただいた大きな理由の一つが、イケメンシリーズ公式サイトのテクニカルSEO対策です。当初の計画より少ない人員体制でスタートしましたが、その中でも目標を大きく上回る数の施策を実施し、サイト全体の評価を高められたこと、その点を評価していただいたのだと思います。

一番苦労したのは、やはり限られたリソースの中で成果を出すことでした。WEB戦略推進部は今期立ち上がったばかりの部で、想定より少ない人数でWEB戦略を進める必要がありました。
そんな状況だからこそ「どの施策が最も効果を発揮するのか」を徹底的に見極め、優先順位をつけながら取り組みました。特に、これまで十分に着手できていなかったテクニカルSEOは伸びしろが大きい領域だと考え、重点的に推進しました。その結果、当初目標の約3倍にあたる施策を実施でき、検索エンジンから見たサイト全体の評価を大きく改善することができました。

また、診断コンテンツの開発及び実装では、要件定義から実装までを一人で担当しました。もともと専門外の領域でしたが「自分でできるようになれば大きな成果につながる」と考え、まずは学ぶところからスタートしました。覚えたことは他の施策にも横展開できますし、やると決めたら最後までやり切るタイプなので(笑)、一つずつ形にしていきました。

その結果、診断コンテンツを単発で終わらせるのではなく、汎用的に使い回せるフォーマットとして設計し直し、内製化による大幅なコスト削減も実現できました。SEOでサイトの基盤を強化しながら、長く活用できる資産を残す。この両輪で「長期集客資産の量産体制」を構築できたことが、今回の受賞につながったのだと思っています。

実は、今回の取り組みは、私にとって通算7回目となる「エイチスト」の受賞にもつながりました。エイチストは、目先の成果だけではなく、長期的に会社の資産となる取り組みに贈られる社内表彰です。

これまでアプリマーケティングで2回、WEBマーケティングで2回、広告領域で3回と、その時々で担当していた業務を評価していただきました。7回と聞くと自分でも驚きますが、そのとき自分が深く携わっている仕事で評価いただけていることは、とても嬉しく思っています。

領域が変わっても意識していることは「挑戦したことを自分だけの経験で終わらせず、会社の資産として残すこと」です。
マーケティングは新しいことに挑戦する機会が多い部署ですし、サイバードにはチャレンジを後押ししてくれる環境があります。だからこそ、新しいことに挑戦して得た知識やノウハウを蓄積し、他のメンバーにも共有することで、組織全体でできることを増やしていきたいと考えています。

自分自身も挑戦するたびにできることが増えていきますし、その積み重ねが会社にとって長く活用できる資産になれば嬉しいですね。担当する領域は変わっても「一度きりの成果で終わらせず、長く価値を生み続けるものをつくる」という姿勢は、これからも大切にしていきたいと思っています。

※TOP HEROとは
サイバードでは半期毎に活躍した社員を称える「CYBIRD AWARD」という表彰制度があり、Iは2026年上期のTOP HEROに選ばれました

サイバードでの印象深いことを教えてください

印象に残っているのは、自分が入社するよりもずっと前から運用されてきたWEBサービスを担当したときのことです。
知名度も歴史もあるサービスだったので、最初は「新しい提案を受け入れてもらえるだろうか」という気持ちもありました。でも実際に現状を分析してみると、WEBマーケティングの観点からさらに改善できる余地があることが見えてきました。

これまでの経験から「ここは改善できる」という確信があったので、課題を数値から徹底的に分析し、目標設定から戦略、具体的な施策までをチームへ提案しました。その結果、しっかりと成果につなげることができました。
歴史のあるサービスであっても、新しい視点や専門性を受け入れ、良い提案であれば挑戦させてもらえる。その懐の深さは、サイバードらしい魅力だと感じています。

もう一つ、今でも強く印象に残っているのが、WEB戦略推進部の立ち上げを任されたときに上司からかけてもらった言葉です。

「WEBマーケティングという、サイバードではまだ手つかずだった専門性で、会社全体を引っ張っていってほしい。」

そう託された瞬間は、プレッシャーよりも「任せてもらえたなら、やってやろう!」という気持ちの方が強かったですね。もちろん100%成功するとは思っていませんでしたし、失敗することもあると思っていました。でも、うまくいかなければ次の手を打てばいい。それくらいの気持ちで挑戦していましたし「きっと成果は出せる」という自信もありました。

一人のプレイヤーとして成果を出すだけでなく、自分の専門性で組織全体を成長させていく。その視点を持つきっかけをもらえた出来事であり、今でも仕事に向き合う上での原点になっています。


仕事のやりがいや楽しさ、面白さはどんなところですか?

マーケティングは、基本的にすべての施策が数字として結果に表れます。良くも悪くも、成果が誰の目にも分かりやすい。そこが厳しさであり、同時に大きな面白さでもあると感じています。
正解がないなかで、定性・定量の両面から分析し、仮説を立てて施策を考える。その施策が成果につながり、事業に貢献できたときは何よりのやりがいを感じます。

もちろん、思ったような結果にならないこともあります。なぜうまくいかなかったのかを分析し、次の施策へつなげ、PDCAを回し続ける。その積み重ねが成果につながっていくことに醍醐味があります。

一方で、マーケティングは数字だけを追えばいい仕事でもありません。例えば恋愛ゲームでは「お客様がどれだけ心を動かされたか」といった感情は、数字だけでは測りきれない部分があります。だからこそ、データを読み解くだけでなく、その背景にあるお客様の気持ちまで想像しながら施策を考えることを大切にしています。

最近は、自分ひとりが成果を出すだけではなく、チームや仕組みを通じて成果が積み重なっていくことにも、大きな面白さを感じています。単発の成功ではなく、長く会社に残る”資産”をつくれたときの手応えは格別ですね。

失敗談や苦労話、プロジェクトの裏側など

振り返ると、この1年はサイバードとしてWEB領域の基盤づくりに本格的に取り組んだ期間でした。

各サービスのWEBサイトには、これまでの運用をさらに発展させられる余地が多くありました。たとえばイケメンシリーズ公式サイトのテクニカルSEOも、そのひとつです。WEBマーケティングの観点から改善を重ね、当初目標の約3倍となるSEO施策を実施しました。

そのほかにも、他社様のIPサイト設計の見直しや、EC領域の戦略立案など、これまで優先順位や体制の関係で十分に取り組めていなかったテーマにも着手しました。限られた人員の中で「どこから手をつければ最も大きな成果につながるか」を見極めながら、一つひとつ優先順位をつけて進めていったことが、一番苦労した点だったと思います。

なかでも特に印象に残っているのが、Dreamoire(ドリモワ)の立ち上げです。WEBマーケティングの視点から、サービス設計そのものに携わり、ゼロからリリースまで伴走しました。
ゲームやプラットフォームサービスは「お客様にとって使いやすい体験とは何か」を考えながら設計していく必要があります。本当は実装したい機能やアイデアもたくさんありましたが、限られたスケジュールやリソースのなかでは、優先順位をつけて諦める判断もしなければなりませんでした。その取捨選択は、とても難しかったですね。

だからこそ、無事にサービスをリリースできた瞬間は本当にほっとしました。過去のタイトルをお客様に届け、新しい形で「HAPPY」を届けられるプラットフォームが形になったことは、大きな達成感がありました。

もちろん、リリースはゴールではなくスタートです。サービスを届けた後も、お客様の反応を見ながら改善を重ね、より良い体験へと育てていくことが大切だと考えています。

派手な仕事ではありませんが、こうした基盤づくりは、後から大きな成果につながる資産になります。これからも「長く価値を生み続ける仕組み」をつくることを意識して取り組んでいきたいと思っています。

あなたにとってのCYBIRD SPIRITは何ですか?

私にとって最も象徴的なのは、VALUEにある「挑戦」です。

「自分たちの可能性を信じ、変化を恐れず、どんな領域にも果敢に挑んでいく」。その姿勢こそが、サイバードらしさだと思っています。

特に近年は、AIの進化によって市場の変化がこれまで以上に速くなっています。マーケティングの手法や前提も日々アップデートされているからこそ、その変化を脅威ではなくチャンスと捉え、新しい手法や領域を積極的に事業へ取り入れていきたいと考えています。

これまで十分に取り組めていなかった領域や、新たな可能性があるテーマに挑戦し、マーケティングの力で事業をグロースさせていくこと。それが、私にとって「挑戦」を体現することだと思っています。

一方で「挑戦」は何でもやってみることではありません。過去のデータや課題を丁寧に分析し「何が本質的に成果につながるのか」を見極めることが大切だと考えています。その「本質」への向き合い方があってこそ、挑戦は成果につながるものだと思っています。

そして、その根底にあるのが「愛」です。自分たちのプロダクトやサービス、一緒に働く仲間、そしてお客様への愛着があるからこそ「もっと良くしたい」という思いが生まれ、難しい課題にも挑戦し続けることができます。

「愛」を持って「本質」に向き合い、「挑戦」を続ける。この3つがつながっている状態こそが、私にとってのCYBIRD SPIRITであり、VMVそのものだと考えています。


これからやりたいこと、チャレンジしてみたいことはどんなことですか?

今後は、サービスの規模やフェーズ、予算にかかわらず、その時々で最もインパクトのあるマーケティング施策を見極め、実行までやり切れる人材でありたいと考えています。
WEBやアプリといった領域にとらわれず、どんなサービスであっても事業をグロースできることが目標です。

また、現在携わっているサービスサイトだけでなく、会社が持つさまざまなWEB資産にも、より横断的に関わっていきたいと思っています。まだ大きな可能性を秘めているコンテンツも多くあると感じているので、それぞれの価値を引き出しながら、会社全体のWEBマーケティングを底上げしていきたいです。

部長という立場になった今、自分一人が成果を出すこと以上に、培ってきた専門性をチームや組織へ広げていくことにも力を入れたいと考えています。新しい知見やノウハウを仕組みとして残し、組織全体で成果を生み出せる状態をつくっていきたいですね。

AIの進化などによって市場の変化はますます速くなっていますが、その変化を前向きに捉え、新しい手法や領域にも積極的に挑戦し続けたいと思っています。そして、そこで得た知見を事業や組織へ還元し、サイバード全体の成長につなげていくことが、これからの目標です。

職場はどんな雰囲気ですか?

メンバー一人ひとりが、それぞれの専門領域に責任を持ちながら、お互いをリスペクトしている職場だと感じています。

特に印象的なのは、専門性の幅広さです。広告やASO、リアルイベント、WEBマーケティング、SEO、カスタマーサポートなど、それぞれ異なる領域のプロフェッショナルが集まっています。

例えば「リアルイベントを実施したい」という相談があれば、WEBマーケティングの視点から「こういう施策ができます」と提案できますし、逆に私が相談すれば、その人の専門領域から新しい視点を返してくれます。ふわっとしたアイデアを投げかけても、それぞれが自分の専門性を活かして具体的な形にしてくれる。そんなやり取りが自然にできるところは、このチームの大きな強みだと思います。

また「できない理由」を探すのではなく、「どうすれば実現できるか」を前向きに考えるメンバーが多いことも魅力です。役割はそれぞれありますが、部署の枠にとらわれず「一緒にやってみよう」「実現するには何が必要だろう」と横断的に考えられる文化があります。

一方で、サイバードはリモートワークが中心のため、テキストでのコミュニケーションが多くなります。対面と文字では伝わり方が違うからこそ、相手の状況を想像しながら言葉を選ぶことを意識しています。コミュニケーション不足によるすれ違いを防ぐために、仕事の話だけでなく、雑談も意識的に取り入れるようにしています。

それぞれが高い専門性を持ちながらも、気軽に相談でき、自然に助け合える。適度な緊張感と温かさのバランスが取れた、とても働きやすい職場だと感じています。

一緒に働いているメンバーへの想いをお願いします

いつも支えていただき、本当にありがとうございます。

サイバードには、それぞれが高い専門性を持ち、自分の仕事に誇りを持って向き合っている方ばかりです。困ったときには自然と力を貸してくださり、お互いの専門性を尊重しながら、一緒により良いものをつくっていける環境だと感じています。

今回の受賞も、決して一人で成し遂げたものではありません。日々の業務の中で、サービスごとに多くの方々に支えていただき、一つひとつ積み重ねてきた結果だと思っています。

これからも、お互いに刺激を受けながら切磋琢磨し、それぞれの専門性を掛け合わせて、より大きな成果につなげていけたら嬉しいです。引き続き、よろしくお願いします!

※内容は取材時のものです

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