【シナリオライタースペシャル対談】ーシナリオを書くことはHAPPYな瞬間を作る根幹。心動かすシナリオを届けたい

シナリオライター

ゲーム事業本部 ラブスマ事業部
山口 里奈 佐藤 千恵


現在の仕事内容を教えてください!

山口|

イケメンシリーズのシナリオリーダーを担当し、本編や月施策の執筆・監修に携わっています。

佐藤|

シナリオライターとしてイケメンシリーズの執筆に携わっています。

入社のきっかけは何ですか?

山口|

脚本作家の講座を受けていたとき、サイバードのシナリオライターの求人を見つけ、応募しました。
それまでシナリオライターとしての経験がまだなく、難しいかなと思いましたが、恋愛ゲームのシナリオの求人を見て奥が深そう…運命かも!と思い、チャレンジしたことがきっかけです。

佐藤|

私は子育てと仕事の二足の草鞋を履いていたのですが、諸々の理由から会社勤めが難しかった時期がありました。その後、生活環境が変わり働くことが可能となり、フリーで小説を書いていた経験を活かしたい、子どもがいても働きやすい職場で働きたい、という2つの希望をどちらも満たしてくれるのがサイバードでした。
リモートワーク、スライドワークの制度が揃っており、子どもがいる人の働きやすさや、周囲の方の受け入れ態勢がとても良い環境だなと思い、応募を決めました。
また、面接を担当された方の穏やかな人柄に触れ、この方たちと一緒に働きたい、という気持ちがさらに深まりました。

シナリオライターとしてのやりがいや楽しさはどんなところですか?

山口|

たった十本の指でタイピングすることで、顔も名前も知らない誰かを笑顔にしたり、時には涙を流させたり、明日を生きる支えになったりできるところです。

佐藤|

自分の頭の中にあるものを形としてまとめられること、そうして生み出したシナリオにお客様が反応をくださることにやりがいを感じます。また自分だけではなく、企画の人やチームの人たちと一緒にひとつのものを作り上げられるのは、ゲームのシナリオライターとしての楽しいことだと思います。

山口|

そうですね。だから執筆に行き詰まる苦しみがあったとしても、人の心を動かすものを作れたときのよろこびの前ではそんな苦悩も些細なことだと思います。


シナリオライターになったきっかけは何ですか?

山口|

前述のとおり、当時、職を探そうとしていた矢先にサイバードのシナリオライターの求人と出会い、未経験ながら勢いで応募しました。
実はあまりゲームをやる人間ではなかったもので、入社後はチームのみんなが思っている共通認識が分からなくて、必死に女性向け恋愛ゲームについて勉強しました…。
サイバードのイケメンシリーズは疲れた日常を幸せにするハッピーエンドが、お客様のHAPPYな瞬間を作っている根幹だなと思います。

佐藤|

さすがですね!私は、元々物語性のあるエンタテインメントが好きで小説を書いていました。
今後も物語に関わり続けたいという想いがある一方で、会社勤めをしたいという希望もあったので、物語に関わりつつ勤められる仕事であるシナリオライターを目指したことがきっかけです。
また、入社前からイケメンシリーズが好きだったこともきっかけのひとつです。イケメンシリーズはト書きがあり、私もフリーで小説を書いていたので親和性があるなと思いました。

会社所属のシナリオライターとして働くメリットを教えてください

佐藤|

フリーで小説を書いていたときとの比較になるのですが、会社に所属していると相談相手がたくさんいることがメリットだと思います。
フリーは好きな仕事を好きなようにできる、という点がメリットではあると思います。ですが、悩んだときはひとりで乗り越えなければならず、ストーリーの展開で行き詰ったときなどかなりストレスでした。
今は同じ題材でシナリオを書いている経験豊富な方がいるので、躓いても相談に乗ってもらえたり、アドバイスをもらえたりします。
ひとりで抱え込まず、ストレスを軽くすることができるのが、会社所属のシナリオライターとして働く大きなメリットだと思います。

山口|

そうですよね。私も、他の職種の人の力を借りられることだと思います。チームでものづくりをすることで、思いついたアイデアをより大きな成果に繋げられます。
また、企画から携わるので、やりがいを持って執筆業務に当たれることもメリットです。
自分ひとりだとスチルも描けない、仕様書、エンジニア技術も手が届かないけれど、みんなで力合わせて大きなものが作れて、よりたくさんのお客様に届けることができる、それが会社所属の魅力のひとつだと思います。

佐藤|

チームで働けるところが魅力ですよね。

プロのシナリオライターと自己創作者の違いは何ですか?

山口|

お客様のために書くか、自分のために書くかの違いだと思います。
シナリオライターには執筆スキルだけではなく、マーケターとしての視点も必要だと考えています。
お客様のために書くのは難しいですが、日々努力しています。期待どおりの展開だと、想定内のストーリーになってしまう。
シナリオはサンタさんからのプレゼントのようなもので、ワクワクしながら開ける包装紙はプロモーションや、スチル。プレゼントを開けてみて知らなかったキャラクターの魅力をお届けできるのがプロのシナリオライターだと思います。

佐藤|

素敵ですね!私は創作するとき、重きを置くものが違うのかな、と思います。
自己創作者が何かを作るときは、自分のこだわりを突き通し個性を出すことが大事だと思いますが、シナリオライターは携わっているタイトルの主軸をぶらさないことを何より一番に考えるべきかと思っています。
タイトルを通してのテーマや、キャラクター、イベントごとに目指す方向性をチームで検討し決めています。それに沿った最大限のいいものを生み出すのが、私の考えるプロのシナリオライターです。

山口|

チームで同じ目標を見据えて書くって大事ですよね。


これからやりたいこと、チャレンジしてみたいことは何ですか?

山口|

シナリオゲームの枠に囚われず、「物語を作る」仕事に幅広く目を向けていきたいです。時代の変化を読めるライターになれるよう、初心を忘れずに学んでいきます。

佐藤|

現在、新キャラクターの立ち上げに関わらせていただいています。設定などをこれから詰めていくところなので魅力的なキャラクターに作り上げることを目標にしています。
経験が浅いなかで、今、挑戦できることをひとつひとつ努力することがチームへの貢献になると思っています!

山口|

いいですね。イケメンシリーズを愛してくれる方に目いっぱいお返ししていきたいですよね。また、時代の流れでどう物語を届けるか、技術の変化などもキャッチして、最適な形でお届けしたいです。

職場はどんな雰囲気ですか?

山口|

役職に関係なく、フラットに話し合える空気があります。ミーティング中に冗談が飛び交ったり、雑談からアイデアが生まれたりすることもあります。

佐藤|

チームやライターの集まりは共に和気藹々としていて、和やかな雰囲気ですよね。
私は業界未経験、かつリモートワークも初めてだったので、入社前は質問しにくい環境だったらどうしよう、と少し不安でした。
しかし、実際は和やかでフラットな雰囲気で、わからないことはすぐに質問できますし、行き詰ったときも相談に乗ってもらいやすい環境です。
定期的なミーティングで顔を合わせ、雑談を交えてお話しするおかげでリモート下でも関係性が構築できるのかな、と思います。

山口|

ライター同士、違うタイトルのライターと毎月交流会を実施しています。そこで情報交換や意見交換をしていて、他のタイトルでよかったことを自分のところでも取り入れたりと、良い交流ができていると思います。

佐藤|

私もリモートワークで入社したとき、他のチームとの懇親会を設けていただき、どんな人がどんなタイトルを担当しているかなどを知ることができました。その後も定期的な交流会で相談できたり、自分を知ってもらったりできとても助かりました!

どんな方と一緒に働きたいと思いますか?

山口|

「物語を作りたい」「キャラクターに命を吹き込みたい」という錬金術師の好奇心と、「最前線に飛び込むことを恐れない」という戦士の魂を併せ持った方と働きたいです。ぜひ、一緒に冒険にでかけましょう!

佐藤|

ゲームが好き、物語が好き、書くことが好き、という方と一緒に働きたいです! 
サイバードのシナリオライターの方は「好き」を大事にしている方が多い印象です。「好き」を詰め込んだシナリオはやはり魅力がありますし、学ぶことも多いのでそんな方と一緒に働かせていただきたいな、と思います。

それでは最後に入社を検討している方へ一言お願いします!

山口|

サイバードはライターが多く在籍する会社です。ものを書くことで身を立てていきたいと望む方には、新たな道が拓けるかもしれません。
ご入社を心からお待ちしています!

佐藤|

入社を検討される際、色々と心配されることもあるかと思います。
私も応募するときには、未経験だけど大丈夫かな、子どもがいるけど働けるかな、など悩みました。
ですが、今こうして働くことができて良かったと思っています。サイバードのライターにご興味がおありの方には、ぜひ一度挑戦していただきたいです。

※内容は取材時のものです

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