今日よりも明日、１人でも多くのお客様に愛されるキャラクターを生み出したい――だからチャレンジの歩みを止めない

シナリオセクションリーダー
板井彩音

現在の仕事内容について教えてください

「イケメン王子美女と野獣の最後の恋」のシナリオに関わる業務（執筆、監修、チーム内ライターの取りまとめなど）に携わっています。

入社のきっかけは何ですか？

前職でシナリオライターとしての基礎を学んだこともあり、シナリオライターとしてチャレンジしてみたいと思い、元々学生時代にイケメンシリーズで遊んでいたサイバードへ新卒で入った会社から転職を決意しました。面接のときに「おしゃれな会社だな」と思ったことを覚えています。

仕事のやりがいや楽しさ、面白さはどんなところですか？

会社員なのですが、日中の大半を王子様と向き合う時間に費やしています（笑）。
現実にいる時間よりロードライト（ゲーム内で王子たちが住んでいる国の名前）にいる時間の方が多いので、そこが大変ですが楽しいなと感じています。
また、担当したキャラクターが実際にお客様に愛されている姿を見かけると、やはりやりがいを感じます！

サイバードでの印象深いことを教えてください

印象深いというよりは毎回恒例！というエピソードなのですが、長編執筆は限られた時間でたくさんのシナリオを書かなくてはならない業務になります。周りのライターさんたちを見ていても精神的なプレッシャーの多い業務だと思います。

私も例外なく毎回力を使い切るのですが、終わるたびに上長やチームメンバーが出社タイミングを合わせてお疲れ様会を開いてくれたり、美味しいケーキを食べさせてくれたり、労ってくれます。
そういったビジネスライクな付き合いではない、人情溢れたその時間が本当にいつも励みになっていて、印象深い出来事として毎回思い出に蓄積されています。

今まで大変だったことはありますか？

イケメン王子は立ち上げ時から関わっているタイトルなのですが、そのころはまだ本編を書き慣れておらず、初期配信のキャラクターを書き上げるのにあれこれ試行錯誤した結果、当初のスケジュールより大幅に遅延してしまいました。

だいぶ迷惑をかけてしまい落ち込んでいたのですが、当時のプロデューサーが「次に繋がる学びは失敗じゃないよ」と言ってくださり、この経験を失敗にするのも成功にするのも、そこで挫けるか立ち上がって再び頑張れるかの違いなんだなと思い、踏ん張れた思い出があります！（実はこのプロデューサーの言葉をキャラクターの価値観形成の時に取り入れさせていただきました）

あなたにとってのCYBIRD SPIRITは何ですか？

CYBIRD SPIRITでいう「MISSION」の『「HAPPY」な瞬間を創り出し、世界中にスマイルを届ける』ことです。

１人でも多くの人に愛され、その人の心に根深く残るキャラクターを世の中に送り出すことをモットーとしています！

FY23上期TOP HERO※の受賞、おめでとうございます！
さらにこれからやりたいこと、チャレンジしてみたいことはどんなことですか？

ありがとうございます！
ここ１、２年で本編配信前のキャラクターの魅せ方を調整していく方法を試行錯誤し、社内のナレッジコンテストにも提出しました。そういったチャレンジをチームで何度も繰り返してきたことが社内表彰制度であるTOP HEROに選ばれたことに繋がったのかと思います。
今度は本編配信済の既存キャラクターでも同じような方法を試してみたいと思っています。

今日よりも明日、１人でも多くのお客様にキャラクターを好きになってもらえるような方法を考えることにチャレンジしていきたいです。

職種はライターではあるのですが、マーケティングや分析の仕方などの知識を深め、感覚ではなくひとつずつ仮説を立て検証し実行していく論理的方法で、どのキャラクターも今ある限界を越えて多くの人に愛される子になってほしいなと思います。

ストーリーの作り方はこれまでも学んできたので、今後はマーケティングや分析の方法や、考え方を学びたいと思い、社内の分析チームのメンバーにおすすめの本などを教えてもらいました。
結果の数字だけ見ているとバラバラになってしまうので、なにがやりたいのか正しく仮説を立てて検証、分析するというこれまでの枠を越えたことにチャレンジしていきたいです。

※TOP HEROとは　サイバードでは半期毎に活躍した社員を称える「CYBIRD AWARD」という表彰制度があり、板井はFY23上期のTOP HEROに選ばれました