Maya初心者研修報告レポート

 
はじめまして!ゲーム事業本部のMOENOです。
この度は昨年12月に実施されました「Maya初心者研修」についてご紹介させて頂きます。
「Maya初心者研修」とは、Mayaに興味を持つデザイナー有志が集まり、実施された「Autodesk Maya ver.2015」ソフトを基礎から学ぶ研修です!
昨年より5回にわたり、「3D概念や基本操作」「ポリゴンモデリング」「UV&Texturing」+「ライティング」「アニメーション」「Lighting+Baking」を学びました!
さて、ここからは研修最終日の内容を一部ご紹介いたします。
 
騎士
 
最後の教材はこの小さな「騎士」です!
全身灰色の体で、まだ無機質な見た目です…
 
UV
 
「騎士」の甲冑に金属の質感、頭のトサカにふさふさ感を出すべくテクスチャを貼り付けます。
テクスチャは2D画像を自分で制作することで、好みの色や柄に変えられることができます!
書き込み次第で質感は思いのまま!表現の幅が広がりますね!
テクスチャには物の質感だけでなく、隣接するオブジェクトの影を描き込むことでより立体感が出せます。
 
風車
風車2
 
例えば、この画像。
地面に風車の様な翼が設置しています。
設置面に影を落としたい場合、風車の影をテクスチャに書き込むことで綺麗に、
思い通りの形の影を作ることができます。
しかし、書き込むことで風車がなくともそこには影があるままです。
 
騎士動き
騎士動き2
 
さて、「騎士」にテクスチャを貼り付けて動かしてみます。
「騎士」に埋め込まれている骨を動かすことにより、騎士に動きをつけることができます。
「Maya」は絵コンテのような、節目となるモーションを記憶し、間をつなげてくれる為、30分程度で大雑把な動きを設定することができます!
「初心者研修」とある通り、参加者の多くは普段2Dグラフィックを中心に担当しているため、全員夢中になってアニメーションを制作する姿が印象的でした!
私達2Dデザイナーも3D制作のような普段の業務以外のノウハウを学ぶことで、スキル向上と視野を広げようと奮闘中です。
これが既存コンテンツの表現力向上と新しいコンテンツの想像に繋がるよう、日々頑張っています!