クリエイターの祭典!Adobe MAX Japan 2017

 
どうもこんにちは!
デザイングループのNATSUUMIです。
この度、私は11月28日 にパシフィコ横浜で開催された「Adobe MAX Japan 2017」に参加してきました。
 
Adobe MAXは世界60カ国から7,000人以上が集まる世界最大のクリエイターの祭典で、
今回はその日本開催版というわけです。
昨年、日本で開催された時は約2,000人近いクリエイターが参加していてその注目の高さが伺えます。
主にセッションとワークショップを通じて、現場を知り尽くしたクリエイターたちが、
技術や知識を伝授してくれる場となっております!
▽Adobe MAX JAPAN 2017
https://www.event-web.net/adobemaxjapan/
 
Adobe MAX Japan 2017 hole
 
会場は薄暗く、何やら秘密結社の会合っぽくてワクワクします。
 
Adobe MAX Japan 2017 screen
 
メインスクリーンは横幅25メートルもあり、その迫力は圧巻!
そのスクリーンには誰もがクリエイターになれる企画、「MAX CHALLENGE (マックス チャレンジ)」として、
事前に募集されたAdobe MAX のロゴを使った作品が投影されていて、
まさにクリエイターの祭典といった感じにさらにテンションが上がります。
 
基調講演では、メディアアーティストの落合陽一氏による講演がありました。
講演の内容は、デジタルテクノロジーによってクリエーションする未来のあり方について、
メディアは2次元から3次元へ。フレームの外にいかに作るか……ふむ。
言語ではなく現象そのもので行うコミュニケーション……ふむふむ。
 
なるほど、ね。
なるほどなるほど。うん。
 
……さて、それでは私が参加したセッション等で紹介されていた内容を少しご紹介いたします。
 
【貂明朝】
Adobe MAX Japan 2017 tenmincho
 
「貂明朝(てんみんちょう)」は、
アドビオリジナルの和文書体で11月28日からTypekit の書体ライブラリーに追加されました。
“可愛らしくも妖しい”をコンセプトとしているだけあって、
とてもキュートな書体で、ついつい使ってみたくなります。
来年にはカラー版のリリースも予定されているようなのでとても楽しみです。
 
実は、この貂明朝には、上の画像のような隠し文字が存在していて、
イタチ科の貂を模したキャラクターや和風な太陽や雲といった独特な絵文字が利用できます。
皆さんもぜひ隠し文字、探してみてください。
隠し文字は、字形パレットから利用できますよ!
 
【パペットワープツール】
Adobe MAX Japan 2017 sasuke
 
今回のアップデートで新たにIllustratorに追加されたパペットワープツールは、
とても簡単に、ベクターで描かれたパーツを編集することができます。
描画にピンを追加することで他の領域に影響を与えずに特定の領域のみを操作することができるので、
細かい調整は必要ですが、直感的に変形させることが可能でとても便利です。
上の画像では、練習としてイケメン戦国の佐助くんを動かしてみました!
このように関節の部分にピンを追加することでキャラクターのポーズを変更することもできます。
▽詳しくは、Adobeのチュートリアルをどうぞ。
https://helpx.adobe.com/jp/illustrator/how-to/bend-shapes-warp-artwork.html
 
【展示ブース】
Adobe MAX Japan 2017 graffiti
 
セッションだけではなく、オリジナルのキーチェーンやコースターを制作できる工房や、
Adobeのグッズが買えるMAX Store等があり、会場内は常にお祭りのような雰囲気!
セッションが終わってからは、
アドビオリジナルカクテルなどが振舞われるBEER BASHが始まり、更なる盛り上がりを見せます。
 
セミナーや勉強会の堅苦しい空気が苦手な人も、次回は是非参加してみてはいかがでしょうか?
会場の様子をSNSにアップするだけで、スケールがもらえたりもします!
 
サイバードでは、画像やアバターの制作でPhotoshopやIllustratorを使うことがとても多いので、
Adobe MAXのような具体的に機能を紹介してくれる機会というのは、とても学ぶことが多いです。
今回、学んだことは積極的に取り入れ、
よりユーザーの皆さんに喜んでもらえるようなクリエイティブをしていきたいと思います!お楽しみに!