新卒1年目ド文系女子が初めての社内アイデアソン・ハッカソンのファシリテーターをやってみたの巻
はじめに
はじめまして。アドベントカレンダー17日目を担当させていただきます私、@cy-nana-obata でございます。
今回このエンジニアブログ、はじめて書かせていただきます私の自己紹介をザザザっとさせていただきますと、
その正体は新卒1年目のぴちぴちド文系女子で、普段はマーケティング系のお仕事させていただいております。
はい、お察しの通り1ミリもエンジニアではありません。
大事なことなので2回言います、エンジニアではありません。
そんな私が何故、このエンジニアのアドベントカレンダ―に参加しているかって?
それはこれから嫌というほど書き綴っていきますので、しばしお付き合いいただけますととっても嬉しいです!
第2回CCC
突然出てきたこの謎の「第2回 CCC」は一体なんなのか?
そう「サイバードクリエイティブカーニバル」という社内で開催されるアイデアソン・ハッカソンです。
なんてわくわくするネーミングセンスなんでしょう!
今回、エンジニアでもない私がこのブログを書かせていただいているのは、このCCCの実行委員として参加させていただいたからなんですね!
今回は恐れ多くも、そのサイバードクリエイティブカーニバルこと
アイデアソンのファシリテーターを務めさせていただきました。
アイデアソンの良し悪しを左右すると言っても過言ではない、ファシリテーターを、この私が………
改めましてCCCとは
改めてCCCのご説明をさせていただきたいところですが、
きっとこのブログを読んでくれている方は私なんかが説明しなくても、アイデアソンがなんなのかとか、わかっているかと思うので勝手ながら説明は割愛させていただきます。
しかし一個、しっかり主張しておきたいのはアイデアソンは職種関係なく参加できてしまうこと!
エンジニアでなくても、ましては企画職でなくても、
おじいちゃんでも赤ちゃんでも脳みそさえついていれば参加できるお手軽さがまた魅力のひとつです。
最後にも言いますけど、エンジニアのイベントだと思っていままで敬遠してきた人は、臆せず参加するほうがよいでしょう。
華金に開催されたアイデアソン
今回のアイデアソン、気になるテーマはこちら!
「健康になれるサービス」
ほ~~~これまたいいテーマ!如何様にも捉えられる、考えられるほどよい広さ!
結論からいいますと、このテーマで素敵アイデアがたっっくさん誕生いたしました… みんなすげえや…
私の類まれなるファシリテートによって沢山の素敵アイデアが生まれるまでの過程を、厚かましくも勝手に振り返っていきまっす!
まずはモチベーションあげから【重要】
そう、何をはじめるにもまずはモチベーション!
モチベーションを上げるところからはじめなくてはいけません。
そうそう、新学期に髪を切ってネイルを変えてステーショナリーを新調するあの感じ。
【モチベーションをあげるために行った5の施策】
①まずバルーンアーチを作る。
一気にパーリー感が出せるおすすめ演出。
マイクスタンドに風船を絡めていくだけの簡単仕様。
★ポイント:
肺活量に自信のあるメンズを実行委員に誘っておきましょう。
(空気入れ使えばいいじゃん。というツッコミはもれなく受け付けておりません。)
②オリジナルのガーランドを作る
一気にパーリー感が出せるおすすめ演出②.
三角を大量生産してからたこひもに接合していく鬱になりそうな作業。
★ポイント:
事前に労働力としての新卒社員を押さえておくのがおすすめ。
(とはいえサイバードはそんなパワハラみたいな風習は一切ないのもポイント)
③○ックリマンチョコ風のステッカーを制作する
自己満なんて言わせない、
表面が○ックリマンチョコのステッカーみたいにキッラキラのピッカピカのオリジナルステッカー!をノベルティとして参加者に配布しました。
★ポイント:
キラキラのピカピカにすることで、女子ウケもばっちり。
④スタッフTシャツを作る。
恒例であり、よくある施策ですが、一体感を出すにはマストは施策です。
今回は私の一存でピンクのポロシャツにしました!(同じ写真。笑)
★ポイント:
私がピンクをこよなく愛し過ぎるがゆえに、
社内の別なエンジニアイベントでピンクへの愛について語ったという話は機会があればまた後日します。
⑤つい欲しくなる缶バッジを制作する
CCCのキービジュアルを使った可愛い缶バッジ!
ただ可愛いだけであることには変わらないんですが、もらえたらもらえたで嬉しいんですよね、人間ですから。
★ポイント:
イベント開催前に社員証とかにつけていると「え、何それかわいい~」と女子との話のネタになります。
モチベーションあげの施策だけでだいぶ長くなってしまった気がします。
でも、これ一番大事なところなんで、是非参考にしてください。是非に。
やっと本題「マンダラート」
まずは「マンダラート」というアイデアをむくむくむくむくと膨らませるためのフレームワークで、
各々の抱えるポテンシャルを存分に発散させていきます。
おさらいですが、今回のテーマは「健康になれるサービス」でした。
なのでこのマンダラートは「健康」について連想するキーワードを「3×3のマスにひたすらキーワードを入れていく×9」という時間。
それを10分で行うわけなので、瞬発力と柔軟な発想が試されます。
最初数分はいいペースで書いていた人も、だんだん行き詰っている様を見ているのはなかなかおもしろかったですね…(ファシリテートの私、高見の見物)
かなりの脳みそエネルギーを消費するので、事前にブドウ糖かなんかを摂取しておくとよさそうですね。スタートダッシュは大事です。
高見の見物とはいえ、この行き詰っているタイムをうま~く突破するアシストをするのもファシリテーターの仕事です。
書いてあるキーワードをチラっと覗きつつ、
面白いキーワードを書いている人がいたらどんどんいじっていきましょう。
「偉い人はもちあげつつ、いじる」、が新卒ファシリテーターの私が気をつけたポイント。
スピードストーミング
マンダラートに拡げた発想やアイデアを、他の参加者に共有し、フィードバックをしあい、アイデアをさらに膨らませていくものです。
これを色んな人と当たるように、数回行います!
ただ書きならべたことを発表していく場ではなく、人の意見を聞いたり、人の意見を取り入れたり、
人の意見をパクったりアレンジしたりしながら前段で発散しまくっっていたアイデアをだんだん集約にもっていく時間なんですが、
この意図がなかなかうまく伝えきれなかったりするんですね。
ここの部分、今回のファシリテートする上で一番の反省点でした…
しかし普段話すことのない人と話すよき機会ではあるので、
そういった意味ではたとえ中身がなかろうと!意味のある時間になるのがいいところ。
和やかな雰囲気さえできれば、あとはこっちのもんです。
勝手に盛り上がってくれます。
アイデアスケッチ
ついにここで実現させたいサービスを発表する時間。
用意した紙にアイデアをタイトル・概要・イラストなどを盛り込みつつ簡単に書いていくわけなんですが、
ここでのポイントはいかに「わかりやすく」「インパクトを与えられるか」って感じでしょうか。
沢山の参加者が一斉に、沢山の脳内アイデアを吐き出していくわけなので、
次のハッカソンでの実現確度を上げるためには「それ面白そう!」と思ってもらわなければなりません。
沢山の「いいね!」を集めるために、ここでは目立ってなんぼなんですね。
この点、デザイナーの参加者は絵がうますぎる故、中身云々の前に注目を大いに集められていました。ナイスセンス。
ハイライト法
別名:星あつめ。
アイデアスケッチで出切った未来の10億人サービスの卵たちの中から、実際に孵化させる卵を厳選していく時間でございます。
普通に言うと、実際に開発までやってみるサービスを選ぶ時間ですね!
アイデアスケッチがズラリと並ぶ会場をねりねり歩き、「実現したい」「やってみたい」と思ったサービスのアイデアスケッチの
右上に★マークを書いていくという、一番盛り上がるかつやっと脳みそが休まるタイム。
突飛なアイデアがたくさんあって、本当に面白いです。本当に。笑
アイデアレビュー
先ほどの星集めことハイライト法で、より多くの星を集めた上位数アイデアを選出いたします。
しかし、ここでもうひとつ「情熱枠」という特別枠を設けてあげるのも大きなポイント。
「情熱枠」とは文字通り、星が1つも集まらなかったとしても、
「どうしてもこれがやりたいんだ!」というアツい情熱(パッション)と魂(ソウル)を持っているアイデアも採用する枠です。
これが意外とものすごいサービスに化けたりするんですよ。(たぶん。)
ここで選ばれたアイデアが次の日行われる「ハッカソン」で実際に開発されて実現されます。いや~すごい!
アイデアソンおしまい
これでひとますアイデアソンは終了となります。
ふぅ~~と一息つきながらお菓子をつまみ、歓談しつつ、
次の日行われるハッカソンのためのチーム決めをしておくことも忘れないように。
次の日の「ハッカソン」
初めてのファシリテーターという大仕事を終え、すっかりまったりモードな私のハッカソン当日のお仕事は、
スーパー雑用としてピザを注文したり、ちょっとデザインを手伝ったり、邪魔しにいったり、はたまた写真を撮ったりと
開発に励む参加者を鼓舞()するこれまた重要ポジション。
↑当日のごりごり開発すている参加者の様子
参加者を鼓舞鼓舞しつつ、存分に楽しませていただきました。笑
お待ちかねの発表会
最後の腕の見せ所。
ここでいかに上手にプレゼンできるかで、景品の行方が決まるといっても過言ではない。
開発タイムではあまり活躍の場がないと思われがちな企画職諸君は、この時間のために全実力を注ぎ込めばいいわけです。
しかし「ハッカソン」であることには間違いないので、開発力ももちろん重要な審査項目になります。
…その辺のことに詳しくふれるのはやめておきましょう。
「…本当にサービスになってる!!!!」
これが私の率直な感想でした。
先にも述べましたように、私はエンジニアでもなんでもないただの新卒1年目なんです。
昨日「やろうよ~~!いいね~~~!」って言っていたアイデアが次の日には実現している!という
そのスピード感にただただ驚くばかり、もはや感動に近いものがありました…
恐るべしIT戦士たち…
(ちなみに上の写真に写り込んでいるのが私。笑)
懇親会
1.5日間、頑張った皆さまへのご褒美タイム。
アイデアソン同様、普段仕事であまり関わることのないような人ともたくさんお話できるよき機会です。
こういった場がきっかけで、今後の仕事だったりなんだったりが
少しでも楽しく、スムーズにいくようになるのではないかと、生意気ながら感じた次第でございます。
総括
とっても楽しかった~~~~!いえ~~~~~~い☆
エンジニアの先輩に誘っていただいたときは「どうして&不安」が強かった…
何故ならエンジニアのイベントだと思っていたから…
ちゃんと進行を理解し、イメトレを繰り返し、先輩社員をいじり倒していく心の準備さえしていけば
新卒1年目のド文系女子である私でもファシリテーターはできました!
まだまだ反省点(前述のスピードストーミングのくだりなど…)は多いので、次回またやる機会があったら
よりよいファシリテートを目指したいですね。(社外イベントに参加してプロのファシリテート術を盗んでこよう作戦も考え中)
運営面では、参加率のよくなった非エンジニアにもっと声掛けしていきたいなと思っております。
以上となりますが、初めてのアイデアソン・ハッカソンで新卒1年目の私がファシリテーターをやってみたお話でした。
最後まで読んでいただいた方、本当にありがとうございました。
そして最後に、私を誘ってくださったイケメンスーパーエンジニアの方々、本当にありがとうございました!
To be continued…?